講演会開催
2021年11月10日 11:07 お知らせ

マニュアルセラピー研究会 主催 講演会


講演テーマ:「中枢神経系による運動制御機構~その基礎から最近の知見まで~」


あなたも、筋力はあるのにパフォーマンスやADL動作がなかなかうまく行えないのはなんでだろうか、、、と感じることはありませんか?

その原因のひとつに中枢神経系や末梢神経系による運動の制御や学習が不十分なことがあげられます。

基礎的な運動の制御、学習メカニズムを再学習するとともに、最新の神経生理に関する知見を学ぶことができます。

我々が対峙する方々の課題に対し、神経生理学をもとに、科学的でより適切な運動課題や環境設定を行うことができるようになりましょう。

知は力なり!

2021年の締めくくりの時期に、ともに学びましょう!


講師:木村一志先生(北海道文教大学 人間科学部 理学療法学科 教授)

*分子生物学や神経生理学がご専門で、ノーベル賞受賞者も輩出されている大学で研鑽され、ご自身も世界的な自然科学雑誌サイエンスに論文が掲載されるなど第一線でご活躍。


開催日時:

1回目 11月29日(月)19:00〜20:00

2回目 12月13日(月)19:00〜20:00


講演内容:

1回目 

・脊髄による運動制御~脊髄反射

・脳による運動制御~下行路、外側皮質脊髄路を中心に

2回目

・大脳基底核による運動制御~その神経回路の意味するところは?

・小脳による運動制御~運動学習のメカニズムとともに

以下のトピックも盛り込まれる予定

・痙性麻痺のメカニズムについての一考察

・脳の可塑性とリハビリテーション~リハビリテーションによる皮質脊髄路障害の代償促進メカニズム

・体性感覚野も随意運動に直接関わる?~皮質脊髄路についての最近の知見から 


今回、運動に関して、分子生物学や神経生理学的観点から、その制御と学習に焦点を当て、基礎的な知識と最新の神経生理に関する知見についての講義となります。

2回シリーズでの講演会を開催します。

詳細は、マニュアルセラピー研究会HPにて

http://mta.main.jp/wordpress/