農林水産省農林水産技術会議が主催する令和6年度(第20回)若手農林水産研究者表彰において、泉 明良氏(H20年学部卒業、H22年大学院博士前期課程修了、H28年博士後期課程修了、現 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 主任研究員)が農林水産技術会議会長賞を受賞されました。(表彰式は11月27日に東京ビックサイト南2ホールにおいて開催されました。)
この賞は、国立研究開発法人や大学、都道府県、民間等が行う農林水産業及び関連産業に関する研究開発において、優れた功績又は将来の技術革新等につながる優れた研究業績を上げ、その将来が期待される若手研究者に対して贈られるものです。
泉氏は、現在、農村工学研究部門において、農業用のため池などの安全性や保全管理に関する研究を進められています。今回の受賞では、地震に対するため池の変形量を予測し、高精度に補正する技術を組み込んだ「ため池防災支援システム」の開発や、点検データや監視カメラ画像などの情報を管理する「ため池デジタルプラットフォーム」の開発が高く評価されました。
《参照》https://www.affrc.maff.go.jp/docs/press/241101.html