第63回
<参加できる阿佐ヶ谷婦人公論読書会>
「おんなとおとこの工夫 生涯を連れ添うために」2024.10.17開催
今回は、コロナ後初の「リアル読書会」を協会の新事務所で開催しました。 |
【テーマ】
◆ 「性的に健康な大人とは?」
①
「性的に不健康な大人とは?」
② 「性的に健康な大人とは?」
③ 簡単なフランス語会話(パティスリーにて)
【参加者】4名 (女3名、男1名)
【参加者感想文】(まとめ:増渕)
長谷川先生より
何故、読書会で仏語か?というと、フランスの男女関係の考え方に学ぶことも多いからです。
ボーボワールらが目指したことも、経済や社会制度の男女平等、自由が第一の目的ではなくて、人の愛と性の平等が目的で、その為の条件として経済的自立を主張しているということが、フランス人が書いた文献を、もちこれは最初は翻訳で十分なんですが、知る事で分かります。
フランスでは、me,too の社会的運動に、カトリーヌ・ドヌーブらは、直ぐに右に習え!ではなかったことも、自分を持っているな!と感じたものです。
以下、皆さんの感想文です(五十音順)。
1.井上京子さんの感想文:
長谷川先生から、「女性が大切にしている"ワクワク感"は、男性にはそんなに無い。これは、読書会で女性に聞いてみないと分からなかった」とお話があり、大変興味深かった。性別を問わず、同じ目標の元、対等に胸襟を開いて学び合える場。それが読書会。後半は、事務所隣の仏料理店に移動し、日本人マダムとフランス人店員さんにも加わって頂きながらの、楽しく有意義な時間となった。
2.森友 由美子さんの感想文:
コロナが明けて4年ぶりのリアル読書会。会場は恒例だった阿佐ヶ谷カフェから荻窪の新事務所へ。新たなスタートを感じます。zoom画面越しから初リアル対面の方もあり、嬉しさ倍増ー!
今回も理事長による資料提供を頂き、カップル問題も発表段階にまで深まっています。その後の参加者との密な交流では、対面での温かさ、新鮮さ、豊かさを改めて実感。今後の読書会の展開も楽しみになりました。
3.増渕広美の感想文:
初めて参加したときはすでにオンラインでの開催だったので、「リアル」での開催は、とにかく新鮮でした。「毎月お会いしていたけど、リアルでお目にかかるのは今回が初めて!」というお声があったり、途中で雑談や合いの手が入ったり、とにかく和気藹々のうちに読書会が進みました。その効果は絶大で、親しさが増しただけでなく、相乗効果が生まれ、これからの読書会について、様々なアイデアが生まれました。
さらに、読書会の後は、お隣の仏料理店にて延長戦。これこそリアル開催の醍醐味。豊かで温かで充実した読書会になりました。
今後も、オンラインをベースにしながらも、時には「リアル」での開催を交えていきたいと考えています。また、今後のリアル開催ついては、皆様が参加しやすい土日なども視野に入れています。
読書会での内容は、カップルを支援する場合はもちろん、子どもを支援する場面でも必ずぶち当たる両親の関係など、様々な場面で生かすことができます。
参加しやすい方法で、一人でも多くの皆様にご参加いただけたら幸いです。
以上