「読書会からのお知らせ」と「第68回読書会報告と感想文」
2025年4月21日 09:00 読書会

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「読書会からのお知らせ」&「第68回阿佐ヶ谷婦人公論読書会報告と感想文」



<読書会からのお知らせ> 

 

  2018年から阿佐ヶ谷の洒落たお店でお茶を飲みながら始めた「阿佐ヶ谷婦人公論読書会」。
  コロナ以降はオンライン開催で継続しながら、今回でなんと68回!
 20244月からの「新・読書会」も新年度を迎え、男女のなぞを解く話題がさらに充実!

今回は、黒川伊保子さんの『妻のトリセツ』の気になる箇所をもとに読書会を進めました。

多様化するカップル支援を考えるにあたり、時代に即応したテーマを取り上げ、深掘りすることで
  さらにパワーアップしたいと考えています。

ぜひ今後のスケジュールをチェックしてください。


                      次回は第69回 4月29日(火・祝)20(オンライン)

次回は、祝日のため開始が1時間早く、20時からになります。
 「新・読書会」では、遠方の方も参加しやすい「オンライン」をベースに、随時「リアル」での開催を
 企画していきます。

今年度から、読書会の日程を毎月第4火曜日の21時からを基本に開催します。
 また、誰でも気軽に参加できるよう、当日のzoom入室のためのURLを協会HPのミータスに掲載いたします。
 事前の申込みは不要です。
 「耳だけ参加」でもOK 移動中等でも気軽にご参加ください。

 <会員限定>
 本読書会に参加ご希望の方は➡QRコード(増渕のLINEあて)に、お手持ちのスマホでカメラをかざして繋いでください。    
 「新・参加できる阿佐ヶ谷婦人公論読書会」グループラインに招待させていただきます。

 ★  または、協会アドレス japan.family.counseling@gmail.com
   まで、お問合せ、お申込みをお願い致します。


                                         

読書会主宰 理事長 長谷川啓三
担当 増渕広美
オンライン読書会(54)(ZOOM 



68回   

<参加できる阿佐ヶ谷婦人公論読書会>    

おんなとおとこの工夫 生涯を連れ添うために」 2025..28開催 

ZOOMによるオンライン読書会をベースに随時リアル開催しています。


テーマ 

 ◆ 妻の取扱説明書とは?

《資料》

l 黒川伊保子『妻のトリセツ』

 

【参加者】名 (男性3名、女3名)

 

【概要】(まとめ:増渕)

理事長のご提案で、今回から黒川伊保子さん(脳科学・AI研究者)の「トリセツ」シリーズを資料に読書会を進めています。

今回は『妻のトリセツ』です。

その前書きに、「本書は、脳科学の立場から女性脳の仕組みを前提に妻の不機嫌や怒りの理由を解説し、夫側からの対策をまとめた、妻の取扱説明書である。戦略指南書と言い換えてもいい。要は、「夫」という役割をどうこなすかはビジネス戦略なのだ。男にとっては、人生最大のプロジェクトかもしれない。プロの夫業に徹することで、その結果、妻から放たれる弾を10発から5発に減らそうというのが、本書の目的である。」とあります。

「妻の取扱い説明書」「戦略指南書」とは、とても興味惹かれる視点です。

同書を読んで気になる箇所を事前にお寄せいただき、当日、参加者で意見を交換。どの箇所も私としては思い当たることばかりです。紙面の関係上、ここに具体的な箇所を掲載できないのが残念ですが、そういうこと(現象)について、男女を問わず、参加者からどのように受け止め、どのようにとらえているのかなど、意見を交わすことができたり、それぞれの体験に基づくお話を伺えたりするのは、この読書会ならではの醍醐味です。皆さんの活発な意見交換で、今回もあっという間の1時間半でした。

次回は、『夫のトリセツ』を扱います。

カップルカウンセリングはもとより、お子さんのご相談でも、夫婦間の葛藤について語られることは少なくありません。皆様の相談支援業務に必ずお役に立つ内容です。ご都合がつく方は、ぜひご参加ください。

今回、井上さんが感想をお寄せくださいましたので、ご紹介します。

井上京子さんの感想文

黒川伊保子著『妻のトリセツ』の中から、妻の怒りの理由は、過去の関連記憶の総決算として起こるものという部分について、男女の見解を話し合った。

女性にとっては程度の差はあれど、芋づる式に記憶がよみがえり、怒りに拍車が掛かることはよくあること。しかし、男性からの意見では、「いきなり10年以上前の話が出てくると、よく覚えてるなーと驚く。」「男性も記憶の引き出しは沢山あるが、芋づる式には出ない。それぞれの引き出しに分析を加え、必要な時に出す感じ。」と記憶の出方が全く異なっていた。

長谷川先生から、EFTの考え方を使って「その怒りの下に何かありませんか?」と尋ね、そもそも怒りの下に何か感情があるということにするというアプローチ方法がご紹介された。また参加者に対し、「10年以上前の話をいきなり持ち出された夫、またそのカップルに対し、どう解決につなげるのかを考えてみて」という課題が出された。次回、この課題についても参加者の皆様と話し合えたらと思っている。

以上