拝啓 新緑の候、すがすがしい好季節の折から、ますますご隆昌のこととお喜び申し上げます。
東京海洋大学の空手道部では、2025/3/20(祝)、横尾師範ならびにOG 柳 優香さん(56代)が東京都空手道連盟より功労者表彰(部会・委員会勤続10年以上が対象)を受けました。OBOG会を代表してお喜び申し上げます。
さて、この度は、本年度の会費をお願いいたしたくご連絡させていただきました。また、今回は、現在の部員達の状況や置かれている状況も交えて、お願いさせていただきます。
その前に、まず、毎年一番乗りで会費をお振込みいただく中田太先輩、本案内前に関わらずお振込みいただき、誠にありがとうございました。深くお礼申し上げます。
過去、我々の時代は、体育会系部活動の運営費は、学校側から援助され、各種登録費や大会出場費の捻出に困ることはございませんでした。その援助金は、大学入学時の寄付金で賄われておりました。一方、コロナ禍後、寄付金がほとんど集まらず、大会出場費の補助を申請しても、3万円程度の補助くらいしか得られていないのが現状です。そのため、登録費や出場費の不足分は、OBOG会が負担しております。その他、OBOG会では、中古マットの購入や師範料も支援しております。
また、学連における空手衣や防具の規定が非常に厳しく、かつ組手競技で装着しなければならない防具も多くなり、消耗品でもあるため、防具等の金銭負担が大きくなっております。
拳サポーター(赤・青):5500円×2
コンビネーションキック(赤・青):7920円×2
胴プロテクター:7590円
試合用の赤・青帯、マウスピース、ファールカップ(男子のみ)
加えて、学生を取り巻く状況も変化しております。卒業基準が格段に上がっており、土曜日でも授業や補講があるため、アルバイトも行いにくく、経済的に困窮している学生が多いのも現状です。授業料も、1993年比で約2倍になっております。また、授業カリキュラムも変わっており、過去のような週6回の稽古も難しい状況がござます。部員の半数が経験者のため、辛うじて大会に出場できております。
最後に、OBOG会の現状について。近年は、赤字状態が続いており、旧商船大OBOG会の繰り越しで貯まった会費を切り崩して何とか運営している状況です。
現在、60代以上からの会費納入が多く、50代以下のOBOGからの会費納入割合が少ない状況です。当然、60代以上のOBOGは高齢化が進み、納入件数も減る一方です。水産大・商船大合併後の20代・30代前半の東京海洋大学OBOGには、会費納入を強制しておらず、将来の会費納入を期待して、情報発信だけ行っております。現状、40代50代からの支援が増えない限り、学生への十分な支援が行えず、師範料も支払っていけない状況に陥ってしまいます。
40代50代のOBOGの皆様も、教育費が嵩む年代となり、収入は増えても経済的に余裕がある方々ばかりではないと察しております。可能な範囲で構いませんので、会費納入としてご支援をご検討いただけますと幸いです。
振込先:
ゆうちょ銀行 038(店番号)普通8842321 トウキョウカイヨウダイガクカラテドウブオービーオージーカイ
※会費は5000円ですが、それ以上の額のご支援をいただくこともございます。
また、時間の経過により、OBOG会と疎遠になっているOBOGも多いため、OBOG会の輪を広げるご協力も合わせてお願い申し上げます。
OBOG会 会員システム https://miitus.jp/t/tuf-karate/registration/
LINEグループ https://line.me/ti/g/RNWYI5GR0G
【ご連絡】6月28日(土)12時半(師範練習後)を第一候補として、越中島キャンパスにてOBOG会総会が予定されております。日時が決定次第、改めてご連絡させていただきます。
東京海洋大学 空手道部
OBOG会幹事 兼 コーチ
栗山 雄司