2019-20シーズン終了のご挨拶
2020年4月3日 17:55

いつも熱いご声援をありがとうございます。
2020年3月27日(金)B3リーグより「2019-20シーズン 全試合中止」の発表がございました。
2019-20シーズンの終了にあたりまして、金沢武士団 代表取締役社長 中野秀光よりご挨拶申し上げます。


■代表取締役社長 中野秀光
日頃より金沢武士団に対し、物心両面にご支援ご声援を頂き誠にありがとうございます。
B3リーグの2019-20シーズンは、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりシーズンが終了いたしました。

成績が最下位と、皆さまのご期待に応える事が出来なかった事につきまして、お詫び申し上げます。
その様な中でも皆さまは、最後まで熱いご支援ご声援を下さいました。心より感謝申し上げます。

金沢武士団は、スポーツの力を通じて地域を元気にする事を目的に活動して参りました。
現在、地域の皆さま、選手・スタッフの体調を最優先させた上で、インターネットやメディア様とタイアップし、感染をしない環境下で心身共に健康と喜びを目的としたアイデアは無いか?と模索中です。
パンデミック(世界的な感染症の大流行)が発生した時に人類は、知恵と地域愛の力で新たな発展を成し遂げたと聞いた事を思い出し、社員一同お世話になっている地域に恩返しが出来ないか?と議論を重ねております。

最優先として感謝すべき点は、リーグ内で最も債務を抱えている金沢武士団が、何故今シーズンを乗り切る事が出来たのかが全てであります。
負けても負けても、観戦されていた皆さんが試合後に後片付けを手伝ってくださった光景を、私は忘れませんし社員も同様です。
12連敗が決まった試合後の後片付け中に、お父さんと一緒に居た小さな女の子に声を掛けられました。
「社長さん。次のシーズンも金沢武士団は試合出来ますか?」
私からの「大丈夫だよ!」の返事に「やったぁー!」と返事した女の子の表情を、一生忘れる事はありません。

この地域、この仕事に関わっていただける事に加え、スポーツの力に感謝し、金沢武士団を再生・飛躍させる決意を社員一同深めております。
2019-20シーズンは終了いたしましたが、中止となったこの期間を、来シーズンに繋げる為の大切なスタートだと考えています。
選手・スタッフ一同、皆さまと心身共に元気になりたいと思っておりますので引き続き宜しくお願いいたします。

金沢武士団
代表取締役社長
中野秀光