会員数が増えるにつれて手作業での管理が困難に
―貴団体ではどのような活動を行っていますか?
医療事故や苦情が生じた際に、患者と医療者の対話の仲介をする医療メディエーターの研修と資格認定を行っています。
事故の際や感情的になっているときには、落ち着いた対話にならないので、悲嘆や不安の想いを共感的に受け止め、対話の支援を行う役割です。
主に病院の看護師や臨床心理士、事務職が勉強しています。
医療メディエーターを配置した病院には厚労省から診療補修が加算されています。
―会員管理システムを導入しようと思ったきっかけは何ですか?
従来は手作業で対応していましたが、会員が2000名を超え、手作業では追い付かず、問題も発生するようになりました。
資格認定も伴いますので、合理的な管理システムを求めていて、こちらを利用させていただくことにしました。
―MiiT+導入前に抱えていた悩みはありますか?
会費納入を忘れる会員も多く、会費徴収やそのためのメール連絡などが煩雑で、困っていました。
また会員から会費納付の問い合わせがあれば通帳を確認するなどかなりの作業で大変でした。
会員側での会費納入も簡単になり、団体側の運用負担も軽減しました
―MiiT+導入後に解決したことは何ですか?
会費徴収やそのための連絡のシステムも効率的となり、
また会員データも会員自身がチェックしたり改定したりできるようになり、全体に作業が簡便になりました。
―MiiT+を導入して、一番良かったと思える点を教えてください
やはり、会員から見ても会費納付が簡単になり、事務局の管理も効率的になりました。
また、会員は銀行振り込みなどと同等の手数料負担で済むうえ、他の会員管理システムと異なり団体側の負担がないことも、素晴らしいと思います。
―新しいツールを導入する上で、会員様への浸透施策は何か実施しましたか?
導入時にすでに2000名を超える会員がいましたので、データをMiiT+のシステムに読み込ませるとともに、
会員にはその認証をしてもらう必要がありました。これが、ある意味熱心な会員と幽霊会員の振り分けの機会ともなりました。
この過程でMiiT+事務局の方には、本当に詳細にご教示をいただいて、援助していただき大きなトラブルなく移行することができました。
―今後、どのようにMiiT+を活用していきたいと考えていますか?
いまのところ、基本的な会員管理、会費管理が中心ですが、我々の重要な特徴である資格認定の管理にも、少しずつカスタマイズしながら、機能を適合化していけたらと思います。